KITORIの絵本「妖怪になりたい君へ」

この本は不思議な本で、例えば、現実が窮屈になったり、悲しいことがあったり、夢に迷ってしまった時に開くと、小さな答えをくれます。それはきっと、この物語が本の中の話から、その人自身の物語に変わるからです。

ここに書かれた妖怪とは人間をこわがらせる化け物のことではなく、そっとヒントをくれたり、小さな奇跡を起こしてくれたりする、いつも側にいるかわいい見えない者たちです。ふと気持ちが軽くなったり、楽しくなったり、それは彼らの仕業かもしれません。

目には見えずらいけどある身近にある「魔法の世界」、この絵本の魔法はそれほど劇的なものではありませんが、それでも奇跡は奇跡。ほんの少し何かが変わります。もちろん楽しい方に。
ぜひ、手に取ってみてください。

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