絵は時として大きな窓を一つ開け、
その向こうによく手入れされた庭を
作り込むほどに空間を自然に解放的にします
誰もが写真を撮る時代だからこそアイキャッチが人を呼びます
このアリッサラの女性オーナーは海外生活が長い方で、初めからアートの重要性を話していました。
それがこの店は見事に成功したようで、オープン前から写真を撮る人がたくさんいたそうです
あまり重苦しくて、見ていると気が重たくなるようなものはいけませんが、ある程度インパクトがある幸せ感のある絵はカフェやレストランには最適です。なぜなら、お客さんには数ある店の中でなかなか印象が残らないことが多いからです。もちろん、コーヒーがおいしい、ランチが美味しい、スタッフが親切など良いものは徐々に浸透して行きますが、それを知ってもらうきっかけとしては少しくらいインパクトが必要です。特に今はみんなが写真を撮って共有する時代なので、写真映えするものは強い宣伝になるようです。
正統なもの(この場合は店内のデザインと施工)と少しダイナミックなもの(絵画)を程よくミックスすると、印象は残るけれど、居心地がいいお店ができると思います。この店はまさにそのバランスが絶妙な店です。なんだかハッピーになるお店、静かに少しとんがったお店、そんなお店が作っていて一番楽しいです。
種類 | 店舗デザイン&施行 |
概要 | フレンチコロニアルテイスト、茗荷谷駅、小石川植物園側、カフェ、焼きたてのパン、アジアン料理 |
施行箇所 | 店舗全体のデザイン、レイアウト、大工工事、タイル工事、塗装、厨房器具全般、設備工事、家具建具、アート |
備考 | 最初は曖昧なビジョンからいろんな資料を見たり、いろんな店を見に行ったり理想を具現化して行きました。最後は全てお任せしてもらってアートの選択までKITORIで手がけました。今では親戚のような関係になっています。 |