演劇「ぼくはおくりもの」

KITORIのアーティストmaymay titiが

手がける絵本「ぼくはおくりもの」が

この冬の立川市のクリスマス公演の

原作に選ばれました。

演出はたちかわ創造舎ディレクターで

演出家の倉迫康史さん。

絵本から脚本を起こし、

大人も子供も楽しめる演劇に

仕上げてくれます。

この公演にちなんで、

KITORIで手がけたお店や

立川の本屋さんを巻き込んだ

イベントも企画しています。

物語と現実が少しずつ重なり合って、

くまに起きた奇跡が

ここにも降り注ぎますように。

その他のイベントは決まりしたい掲載します。インスタグラム@kitorytaleでも随時お知らせ中です。

『ぼくはおくりもの』

maymay titi著 水玉舎発行

遠い昔、クリスマスの前夜におくりものとして生まれたくまのぬいぐるみ、いつしか忘れ去られ屋根裏部屋に置かれました。月夜に迷い込んだフクロウの爪に引っかけられて、森で暮らすことになりました。それから何年も経ったある朝、冬の匂いと共に、くまは自分の人生はもう長くないのではないかと思い、何かしなくてはとうさぎのお菓子屋でクリスマスのおくりものの配達をすることにしました。おくりものを贈る意味がわからないままトコトコ配達するくまが、すべてのおくりものを運び終えた時、大きな木の下で立ち止まって見上げると、空からひとひら、今年最初の雪が舞い降りてきました。

小さな魔法に包まれた

クリスマスがやって来ますように。