屋根裏の物書き部屋

屋根裏部屋と聞くだけで、なぜ、こんなにワクワクするのでしょう?
天井は低く、明かりがぼんやりと
屋根に合わせた不自然な形の天井
扉を閉めると、ここはいったいどこだろう。

このお家の改装は初めから屋根裏部屋を作ろうという、お話ではなく、子供部屋を二つに分けたいというご相談でした。でも見てみると、屋根裏がかなり広かったので、そのまま上にもう一つ部屋を作ることになりました。

できてみると、なんとも感じがよく落ち着くので、子供ではなく、お母さんの趣味の部屋として使うことになったそうですが。その気持ちもよくわかります。

ひとたび、扉を閉めると、日常からまるで切り離されたような、不思議な静けさがあり、机に向かって物を書いたり、あるいはミシンを踏んだり、集中することができます。

そんな誰が使ってもいい秘密の部屋が、どの家にもあると、生活が何倍も楽しくなりそうですね。作っていてもとても楽しかったです。

種類住宅の改装
概要屋根裏に部屋を作る 収納スペースを作る
施行箇所大工工事、電気工事、塗装左官、家具建具制作
備考扉のガラスから漏れる明かりが、とてもいい雰囲気です。