繕う心
器とニットの繕い物の技術を合わせた 器と繕い物のお店ができました
多摩センターの住宅街の中にある、空き物件を見つけて思わず借りてしまった、という施主さん。器が好きで、そこに料理を盛り付けをあげたインスタにたくさんのフォロワーがいる方で、いつかお店をと思っていたところに、ここだという物件が見つかったそうです。最初はそれほど手をかけず、旦那さんのテレワークの仕事場と合わせてやっていきたいと言うことでしたが、お店というのはそれなりに手をかけないと、お客さんは来ませんよ。と少し厳しいお話をして、ではなるべく「最小限の工事で、人の来る店を作りましょう。とできたのがこの「TSUKUROU KOKORO」です。
すごくいい感じに雰囲気を作ることができました。空間を変えることを考えたときに、大きいのはやはり壁、床、天井を変えることです。ここを変えれば、雰囲気は大きく変わります。それから間取りをそれほど変えなければ、工事の範囲は少なくなります。そして入ってパッと目につくお店の象徴的なポイントを作ること。今回は展示台にもなる大テーブルです。古材のテーブルの中央に黒いタイルを仕込んで、器が生えるようにしています。あとは展示するものに合わせて、棚を同じ古材で作りました。
それから外です。外はここまで手をかけるつもりはありませんでしたが、中ができると施主さんが外も同じように雰囲気良くしたいとのことで、全体に板を貼りました。
そしてグラフィックに手をかけ、看板をつけました。
種類 | 店舗デザイン&施行 グラフィックデザイン(atelier mio) |
概要 | 多摩センターの駅から少し歩いたところにある |
施行箇所 | 新築店舗全体のレイアウトデザイン、内装、外装大工工事、塗装、古材テーブル制作、看板。 |
備考 | 初めてのお店を作るときは、色々不安もあると思いますが、ちゃんと意志が固まれば、周りは助けてくれます。そこからいろんな人間関係が生まれたり、新しい世界が広がります。TSUKUROUもKITORIで作った他のお店の人たちともともすっかり仲良くなってKITORIファミリーです。 |