八王子のまちの駅
街の中にあるから「まちの駅」 老若男女集まって、美味しいものを食べたり お茶を飲んだりできる場所
八王子市から頼まれて、コンサルティングとして、立ち上げから関わったお店です。いつも一緒に仕事をしているatelier Mioの小林未央さんとチームを組んで、なんとか人の集まるお店にしなくてはいけないと、試行錯誤しました。八王子の老舗呉服店「坂本呉服店」の坂本さん、もぐもぐランドの小山さんなどKITORIのお客さんたちの協力を得て、最後には人のたくさん集まるお店になりました。
店舗づくりとしては、多摩産材の材料を使わなくてはならないことや予算なども考えて、本棚を14台作って壁をずらりと覆ってしまうことにしました。本を並べてもいいし、商品や飾り物を置いてもいいので、誰でも見栄えよく飾ることができ、お客さんにも楽しく過ごせるように。
ここは以前から八王子市がNPOに運営を任せている店舗だったそうですが、人が入らず、KITORIになんとかできないかと、熱意のある職員さんから相談が来ました。人が入る店にはそれなりの法則があります。どんなに素晴らしいことを考えていても、人に届かないとその店は簡単に潰れてしまいます。その怖さをよく知っているので、今回はメニューからスタッフの意識まで、細かく注文をつけて、まちの駅という場所を作り上げました。良い店になりました。
種類 | 店舗のコンサルティング、デザインと施工 |
概要 | 八王子市の街の賑わい施設の制作 |
施行箇所 | 店舗全体のレイアウトデザイン、大工工事、塗装、本棚・家具制作、看板制作。ロゴ・チラシ・パンフレット等の印刷物。メニュー開発、食器選び、全体のコンサルティング。 |
備考 | とにかく熱い八王子市の職員さんの一人の熱意が、この店を生まれ変わらせました。本当にたった一人で、街は変わっていくのだと思いました。 |