TERUPAN

惜しまれて閉店した国分寺のパン屋さん

毎朝、お散歩がてら、ふらりと出掛けて
焼きたてのパンを買いたくなるように。

 国分寺の農家の一角に作ったパン屋さんです。あんぱんとカレーパンが美味しいと評判で、人気のあったパン屋さんです。裏には烏骨鶏が飼われていたり、畑で採れた野菜も使って、農家ならではの利点も活かしました。

 古いお米屋さんの建物をフルリノベーションして、店内の吹き抜けから2Fがオフィスになった明るい建物になりました。おいしいあんぱんが作りたいというオーナーシェフの三つ星フレンチレストランのパン部門での経歴を活かして、フランスの雰囲気を入れた温かい街のパン屋さんという感じに仕上げました。

この茶系の床は、タイルではなく描いたものです。評判が良くて、何店舗かこの仕様にしています。

その通り、街の人たちに愛されるパン屋さんになりました。残念なことに閉店しましたが、店主の夢を叶えることはできたと思います。

種類店舗デザイン&施行
概要国分寺の大農家さんの敷地にパン屋さん
施行箇所企画の提案、店舗全体のレイアウトデザイン、カウンターなど大工工事、塗装、左官、厨房器具手配、家具建具全般、店内絵画、看板ロゴ、店舗フライヤーなどの製作
備考店のカウンターの奥に入れたSEGAREと描いた絵は、店名を考えていたときに農家の倅なので、SEGAREという案が入っていたのが面白かったので、描いた絵です。