旅する白い部屋

扉を開けるとまるで外国のホテルに来たようなお部屋

住宅リノベーション施工例
住宅リノベーション施工例

外国のホテルに来たようなお部屋

マンションの扉を開けると、白い光が溢れ、ゆっくりと開放的な時間の流れます。その部屋は旅先で泊まったホテルを思い出します

長い間、国外で仕事をされていたご主人と一緒にインドネシアやタイなど何カ国も滞在してきた奥様。ご主人のリタイアを機にこれからは日本に暮らすので、マンションを心地よく改装したいとご相談がありました。

奥様は国営昭和記念公園に納めた小屋をご存知で、そこからKITORIをご存知でした。いつか頼もうと思っていたと仰ってくれました。そのお気持ちなんとなくわかります。長い間海外で生活すると、日本仕様の住まいはなんとも窮屈なのです。その窮屈さは低い天井や狭く区切った間取りでもあると思うのですが、一番はなんとも言えない空気感の違いです。その見えない空気感をリノベーションできるのがKITORIです。

ショールームでの最初の打ち合わせの時、ご夫婦は揃って真っ白の上下の夏服をお召しで、ゆっくりお散歩しながらいらっしゃいました。その感じがまさに海外の仲良いご夫婦で、その時のイメージがそのままリノベーションに反映されたように思います。

今回のリノベーション、間取りの大きな変更はリビングの横にあった小さな部屋の壁を壊しリビングを広くしました。壁には浅く大きめのニッチをつけました。これはマンションの邪魔な梁を隠す意味合いもありました。

壁、天井はラフ塗りの漆喰仕上げにしました。漆喰はフラット塗りとラフ塗りでは全く雰囲気が違うので、好みの塗り方を選びます。外国の雰囲気はどちらかといえばラフで、フラットは日本の蔵のようになります。

全室無垢材の床に張り替えました。このマンションは防音の指定があったので、それに合わせた仕様にしています。

リビングの扉はKITORIで作り変え、寝室の既存扉は色を塗り替え、ガラス、金物を交換しました。

このようにして、扉を開けるとまるで外国のホテルに来たようなお部屋は出来上がりました。

種類3LDKマンションリノベーション
概要長い間海外に暮らしていたご夫婦、広い窓から見えるベランダの植栽、2台の作業机を並べた仕事場。海外で集めた飾り物の数々。綺麗に整理された収納。シンプルで白い爽やかなイメージ。大規模マンション。
仕事内容間取りの変更、床の張替え、床の防音工事、壁天井の漆喰仕上げ、ニッチ制作、扉制作、手洗い制作、収納庫制作、既存扉の塗装ガラス交換、電気配線工事、照明取り付け、トイレの器具交換
施工期間1~2ヶ月
備考今回は壁天井は全面塗り替え、床は全面張り替え、設備はトイレのみの変更です。その他にも使いづらかった寝室側から開けるクローゼットの扉を反対側の玄関につけ棚やコート掛けをつけたり、トイレに収納をつけたり、寝室に収納庫を増やして使いづらかった問題を解決して快適にしました。