洋風の一戸建ての屋根裏空間を活用して
「蔵のような家」に全面改装しました。
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洋風住宅を純和風に粋なご夫婦の大胆な発想
物を作る人ならではの視点というものがあります。それは細部をよく見ていることだったり、不便を厭わず美しいものを楽しむこと。この中二階から何か必要な時、ご主人は縄に結んだカゴを下ろして、そこに入れてもらうそうです。素晴らしいですね。
この住宅は雑誌にも取り上げられたKITORIのリノベーションが始まったまだ初期の施工です。施主と施行するものとが一体となって作り上げたようなところがあります。
今でも部分的なリノベーションや家具の注文を頂いて、この家は進化していますが、やはりこの家にお住まいのあの粋なご夫婦の人柄そのものだと思います。KITORIではどちらかというと欧米風のデザインが多いので、和のテイストはとても面白い施工でした。和でも洋でも中でも、異空間でもおとぎ話でも、美しさ使いやすさなどの基軸である「自然さ」は一定なのだとおもいます。
種類 | 住宅空間リノベーション |
概要 | 洋風戸建住宅、洋風の家に飽きたので蔵のような家にしてほしい、夫婦と子供3人、織物をする場所 |
施行箇所 | リビングの壁、天井を抜いてスケルトン、屋根裏に中二階、階段、渡り廊下、漆喰の壁、腰壁張 |
備考 | 屋根裏を使ったぐるっとリビングを囲む中二階に書斎や織物をする場所を作っています |