親子3代絵を描くという家族のお家です
KITORIの最初に工房を構えた場所が アーティストの集まる場所だったで 自然と多くのアーティストや 美術に通じた人々がやってきます
このお家はご両親の住む実家を半分に分けて、半分を娘さん夫婦とそのお嬢さんで暮らす家に改装です。つまり、2階建てのお家の左半分と右半分で全く違う家になるのです。ウォーク・イン・クローゼットを通じて中で繋がっているのも面白いお家です。
それからこのご家族の面白いところは、三世代全員が美術に関わっているということ。美術の先生だったり、カメラマンさんだったり。娘さんも美大生。だからなのか、面白いアイデアを特に喜んでくれる傾向がありました。
そんな中から生まれたリビングに作った、半円の中二階「読書・お昼寝場所」。家族で過ごしながら、少し距離を置いて、一人の世界に入れる場所です。それからお父さんの作った庭がとても良かったので、窓を広くしてよく見えるようにしました。庭も共通の場所です。
二世帯、三世帯住宅にもいろんな形があります。どのような形でも絵になる空間は、素敵な物語を生み出してくれると、いつも感じています。
種類 | 住宅のリノベーション デザイン&施行 |
概要 | 実家の建物の半分をリノベーション 三世帯で暮らす家を作る |
施行箇所 | 住宅全体のレイアウトデザイン、解体工事、キッチンカウンターなど大工工事、塗装左官工事、設備工事、家具建具全般製作。 |
備考 | 半分だけ改装するのは、なかなか難易度の高いリノベーションで、開けてみないとわからないことや、細やかな調整の必要な場所も多く、KITORIをいつも支えてくれているベテラン大工さんに、今回もたくさん助けられました。どんなに良いアイデアやデザインを考えたとしても、職人さんの腕がなければ実現することはありません。 |