立川から世界に広がった紙の会社
KITORIのある立川にはいくつか、 世界に広がった会社があります。 ここはその一つ、町工場からデザイン力で 世界に広がった会社です。
福永紙工の工場はKITORIのショールームのすぐ側にあります。ご近所さんです。ここはお客さん用のスペースではなく、仕事関係の会社の人が、商談や見学に来るためのショールームとして作りました。
ご相談を受け、将来、ちゃんとしたショールームを作りたい気持ちがあるそうなので、とりあえず、住宅として使っていた建物をそのまま使って、なるべく簡単に作りましょうということになりました。
並んだ商品を見ると、見覚えある方もいると思います。20年ほど前、紙の工場として将来性が先細りなことを考えて、他の会社がやっていない紙製品を開発して商品化した結果、全国に、そして海外に広く評価されました。
今回はその商品をよく見せるためのショールームなので、天井を抜き高くして、壁を取れるだけ取り、元々あった引き違いの窓の外に、味わいのある工場の壁と小さな木が見えたので、FIXの大きな窓に変えて、外が絵のように見える工夫をしました。柱や天井はグレーに、壁は白く塗装し、床はコストを抑えるために合板を使い、棚なども合板を活かしてそのまま使っています。とにかくシンプルに仕上げました。
ここを作ってから、会社の訪問が絶えないとのこと。ますます広がっていきます。
種類 | ショールームの内装工事 |
概要 | 住宅を会社用のショールームにリノベーション |
施行箇所 | 全体のレイアウトデザイン、解体、サッシ交換、大工工事、塗装、什器制作。 |
備考 | BEFOREから考えるとまるで違う空間になりました。外側は特にないもしていないので、扉を開けると広がる別空間に驚かれるそうです。光がよく入り、商品が映えるので、商談に適しています。 |