庭を作る

時々は庭だけを作る仕事もあります
仲良しのガーデンデザイナーの
正木 覚さん(ガーデニング界の大御所)と
一緒に手がけた庭です

上海から来た実業家さんの家の庭です。体の不自由な子供さんを看るために、いつも家にいる奥さんが楽しめる庭をという依頼です。

ガーデンデザイナーの正木さんが植栽を手がけました。最初にお会いしたのはKURUMED COFFEEで、本当に小さな幅1メートルの狭い場所に雑木林を作るのを見て、これはすごいと、それから何軒か一緒に仕事をしてます。植物の話が面白いです。木は男の脳で、花は女の脳で植えるとか。どんな場所にでも四季のある景色を作り上げます。KITORIの屋上庭園と一階の入り口の坪庭も正木さんの作品です。

建築や家具と違って、植物は育つことや手入れをすることを考えて、植えるので考え方が違います。植栽であれ、造形であれ、アーティスト気質の人と仕事をするのは楽しいです。それぞれ表現方法が違っても、美意識には共通意識がありますので、目指すものがあると不思議と一致団結します。

この庭は美しさの前に真夏のとても暑い炎天下の中で工事をしていたので、その記憶の方が強く残っています。今頃は草木も伸びてもっと良い庭になっているでしょう。

種類庭のデザイン&施行
概要練馬の住宅の庭のデザイン施工
施行箇所庭全体のレイアウトデザイン、基礎工事、鉄骨工事、大工工事、植木鉢等の製作、塗装、タイル工事、植栽工事。
備考施主さんが上海の方なので、上海タイルを使いました。KITORIのショールームでも使っていますが、本物の上海にあるビルに使われていたタイルを薄く切ったものです。風合いがあって、小さな場所に深い風合いを作ることができます。