屋根裏ネコの住む部屋

ある見晴らしの良い部屋に
屋根裏ネコが住んでいました
その部屋の壁や天井に
屋根裏ネコが
住み着いているという
物語を書いて、
その絵を施工の中に
散りばめました
赤いガラスタイルを背面に貼った飾り棚
ぐるりと部屋を一周する木製の腰壁
真鍮のカーテンレール
ガラスを仕込んだ間仕切り
ブレーカーを隠す絵

お店に絵を入れることはよくありますが、ここはマンションの施工に絵を取り入れました。絵は基本的にお任せで受けるので、打ち合わせ時に小さな物語を渡して、それに基づく絵を入れました。

その昔、この部屋に住んでいたネコが、今も屋根裏ネコというお化けのようなものになってすみついている。そしてそこに住む人を密かに見守ってくれているという話です。

腰壁やガラス戸の間仕切り、パントリーやモザイク上に貼った無垢材に、探すと見つかるような小さな絵を散りばめ、クローゼットには全面に絵を描きました。

その後、小さな絵本を作ってプレゼントしました。この本は数冊だけ作りましたが好評で、のちにKITORIの出版社「水玉舎」で全く新しい絵本として書き直しました。

種類マンションの内装工事 絵画
概要千駄ヶ谷の見晴らしの良いマンション NY 猫の絵
施行箇所ガラス戸、キッチン、サンルーフ、腰壁、棚制作など大工工事、塗装、家具建具、壁画
備考実はクローゼットの絵は最初はもっと迫力のある絵でした。部屋全体のテーマがNYということでしたので。でも日本の家では少し迫力がありすぎるとのことで、小さくなって眠ってもらいました。