お菓子屋さんの包装紙のクリスマスバージョンです
一つの絵を部分的に使うことで、想像力が広がります。
KITORIで店舗デザインを手がけた菓子工房mimiさんのお菓子にかける包装紙です。こちらは通常バージョンに続いてクリスマスバージョンです。クリスマスといってももみの木があるわけでもないし、空を飛んでいるのはサンタさんでもなく、女神さまなので、ニューイヤーでもいいかもしれません。
この街の絵が出来上がった時、まさか包装紙になるとは思いませんでした。とても素敵ですね。原画とまた違う良さがあります。
『この絵の中の街は、闇に守られ優しく続く夜の中に眠っていました。やがて目を覚まさなくてはならないと分かっていましたが、なかなか目を覚ますことができません。あるとき女神が空からふわりと街を包み込むと、街は内側から金色に輝き出しました。その光でなんだか楽しくなって目を覚ますのです。そこに街の外から音楽を奏でながらサーカスの一座がやってくる、そんな光景を見ながら描いた絵です』
その絵を生かすのに一番良い形をデザイナーと相談し、このかけ紙として絵の一部を使うデザインになりました。箱によって、絵のあちこが使われるので、選ぶ楽しみがあります。紙質も本物の絵により近く印刷できるものを選びました。
この「空飛ぶ贈り物」は形を変えた絵の展示として続いていってほしいです。絵のあり方は様々です。鑑賞したり、宝物として飾ったり、絵本になったり、お菓子のパッケージとして届いたり。どのような形でもそこにある魔法はちゃんと届くと思っています
種類 | お菓子にかける包装紙の原画製作、デザイン |
概要 | クリスマスの贈り物、焼き菓子の詰まった箱 |
仕事内容 | 原画制作、デザイナー手配、デザイン決定、印刷、実際試作して、バランスなどの調整 |
施工期間 | 1ヶ月 |
備考 | デザインに使う絵は新しく描く場合と、もともとある作品を使う場合で価格は変わっていきます。その絵の価値を落とさない値段に設定しています。 |