カミカワハウス

玉川上水沿いのアートギャラリー & CAFE

まるでどこかの国の話のように
アーティストがアトリエとして
使っていた古い一軒家が
ギャラリーになりました

玉川上水沿いの窓から緑の美しいギャラリーは、KITORIで古くから知っているアーティストの方がアトリエとして借りていた古い一軒家でした。そのオーナーの方が出資して、そのアーティストさんが運営するギャラリーを作りたいということで、全面的に改装し、一階にカフェ、二階に貸しギャラリースペースの「カミカワハウス」が誕生しました。

周りに多くアーティストがいて、よく展示会にも行きますが、あまり雰囲気の良い貸しギャラリーが少ないと感じるので、ここは作品に影響のない真っ白な空間でありながら、趣のある感じにしたいと思いました。古い木造の家なので、取れない柱や梁などそのまま白く塗って仕上げて、階段を上がると、大きな窓から緑のよく見える、ゆっくり作品を眺めることができる場所にしました。

一階にはキッチンとカウンターがあり、軽食や飲み物を持って、二階に上がることができます。お散歩がてら訪れるには最高の立地だと思いながら作りましたが、オープンするとすぐに一年先まで展示の予約がいっぱいになりました。運営するアーティストの方の手腕にもよりますが、すっかり小平の文化的名所になったようです。

この外の壁に描いた壁画はそのアーティストさんの作品です。ぜひ、遊びに行って作品について聞いてみてください。

種類ギャラリー&カフェの内装工事
概要玉川上水沿いの緑が綺麗な場所 古い日本の家をギャラリーにリノベーション
施行箇所全体のレイアウトデザイン、大工工事、塗装、左官、キッチンカウンター制作
備考木造の古い家は構造が開けてみないとわからないことが多く、実際作り始めると計画通りにはいかないこともあります。でもそれを生かすことで、さらに良くなることも多くあります。このカミカワハウスは古さを残したまま、味のある目を引く場所になったと思います。